秋〜 乾燥肌 食事から改善します

2017年09月20日

こんにちは!院長のなみです。

日中はまたまた残暑を実感する中で、

朝晩の空気はすっかり秋めいてきましたね。

夜中は急な冷え込みにヒヤッとして起きてしまうことも。。
季節の変わり目は、体調を崩しやすくなりますので、

風邪など引かないように、お気をつけてお過ごしくださいね。

さて、これからの時期は乾燥肌の方が悩ましい時期になりますねー

乾燥肌対策は、普段の食事からでもできることをご存知ですか?乾燥肌に良い栄養素の働きを知り、その食材を上手に取り入れて、食事から乾燥肌ケアを行いましょう。そこで、乾燥肌対策に良いといわれる栄養素と食材をご紹介します。

乾燥肌対策に良い働きとは?

乾燥肌の方のお肌は、皮脂の分泌や、角質層の水分、天然保湿因子の量などが少なくなることで、皮膚の表面が乾燥してしまった状態。この原因を予防したり、改善したりする栄養成分をしっかり摂ることで乾燥肌対策ができます。また、毛細血管の血行をよくすることでも、皮膚の乾燥を防ぐことができます。よって、新陳代謝を活発にし、血行促進作用のある栄養素も乾燥肌対策になるのです。

乾燥肌対策にはこの栄養素!

一般的に、お肌に良いと言われている栄養素はたくさんありますが、特に乾燥肌に良いと言われる栄養素としては、ビタミンA、B、C、E、セラミド、α-リノレン酸、亜鉛などが挙げられます。では、それぞれの栄養素の働きを見てみましょう。

【ビタミンA】 ・皮膚や粘膜のうるおいを維持する ・新陳代謝を活発にする

▼多く含まれている食材 レバー、ウナギ、アナゴ、サバ・イワシなどの青魚、乳製品、卵、緑黄色野菜、ノリ、ワカメ、緑茶など

【ビタミンB】 ・新陳代謝を活発にする ・肌が乾燥することで起きる炎症を抑える

▼多く含まれている食材 豚肉、レバー、卵、大豆、納豆など

【ビタミンC】 ・乾燥肌を防ぐために必要なお肌のコラーゲンの生成を促す ・抗酸化作用 (皮膚の老化や炎症を進める血液中の増えすぎた活性酸素を除去する働き)

▼多く含まれている食材 パプリカ、レモンなどをはじめとする野菜、果物

【ビタミンE】 ・血行を促進し、お肌の新陳代謝を活発にする ・抗酸化作用 ・シワやたるみなどの老化を引き起こす過酸化脂質を分解する

▼多く含まれている食材 ゴマ、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボガドなど

【セラミド】~皮膚の角質層に存在する脂質~ ・皮膚を外部の刺激から守り、角質層の水分を保持する

▼多く含まれている食材 コンニャク、しらたき、大豆、黒豆、小豆、ひじき、ワカメなど

【α-リノレン酸・亜鉛】

・細胞分裂の手助けとなる ⇒α-リノレン酸は細胞膜を作る原料になり、亜鉛は細胞分裂に必要な酵素を働かせる助けとなる ・α-リノレン酸は、セラミドを作る原料となる

▼多く含まれている食材 α-リノレン酸:アマニ油・エゴマ油・魚油 亜鉛:牡蠣、赤身の肉、卵黄、たらばがに、タラコ

乾燥肌に良い栄養素は、どれも身近で手に入る食材ばかりです。ぜひ普段の食事メニューに積極的に取り入れましょう。

早く改善したい方がご相談ください。